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過去のお知らせ: 2011年12月
冬に気をつけたい病気やケガ ~シニア犬編~ (2011年12月11日)
今日は昨日の続きで、シニア犬の話をします
②「シニア犬」に注意する病気やケガ
1、心臓病
2、低温やけど
3、変形性関節症
【1、】冷え込みによる心臓負担からくる「心臓病」。
ほとんどの犬は年をとると心臓の機能が低下します。冬は部屋の中と外、日中と夜等、温度差が生じやすく、心臓への負担が大きくなります。シニア犬に多い心臓病は、「僧帽弁閉鎖不全症」で、血液がうまく流れなくなり、心臓が拡大する病気です。乾いた咳をするようなら要注意病院へ
【予防法】(冬本番になる前に予防しましょう)
・外出時はすぐに出さず、急な温度差を避ける
・食事管理で肥満にならないようにする
急な温度差を避け、心臓への負担を軽くするために、外出前は暖かい部屋からすぐに出るのではなく、玄関で低い気温に慣れさせてからにしましょう。また、肥満も心臓機能を低下させ、病気を悪化させる原因になります。
【2、】寒がりになりがちなシニア犬に多い「低温やけど」。
シニア犬は寒がりになりがちで、熱の程度に対して鈍感な面がありますので、ヒーターのそばや、ホットカーペットの上で長時間うとうとしていると、犬も低温やけどを起こすおそれがありますので要注意
【予防法】(冬本番になる前に予防しましょう)
・暖房器具に近づきすぎないように柵をする
・ハウスに毛布を入れたり、防寒対策を
ホットカーペットなら、すのこを置きその上で過ごさせ、ヒーターなら近づきすぎないよう柵で囲むなりしましょう。また、四方が囲まれた箱形ハウス(クレート)は、保温性が良く、毛布を入れて暖かくしてあげましょう。
【3、】寒くてあまり動かなくなると関節が固まり痛みが生じる「変形性関節症」。
変形性関節症とは、股関節やひざ、ひじ、肩などに痛みが伴う病気。犬も冷え込みが原因で関節痛になることがあります。運動不足になりがちなシニア犬には要注意の病気です。
【予防法】(冬本番になる前に予防しましょう)
・無理のない範囲で体を動かせる
年だからといって体をまったく動かさないのも考えもの。歩くときに足を引きずったり、痛がっていたりしていなかったら、室内をちょっと歩かせるなど、軽い運動をするのが、変形性関節症の予防になります。
その他の要注意。
震えるしぐさが病気のサイン「甲状腺機能低下症」。
8才以上の犬に多く見られる、ホルモンの分泌異常による病気。震える、元気がなくなる症状が特徴です。「冬だから寒がっているだけ」と、見逃してしまいがちなので、発見が遅れてしまう事が・・・。
年齢によって冬に気をつけないといけない事が違いますので、ワンちゃんが今何才か確認し、今年の冬に気をつけないといけない事と、これから成長した際にどのような事に気をつえなければいけないのか、知っておく事がワンちゃんのためにも、飼い主さんのためにも重要ですね。