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冬に気をつけたい病気やケガ ~子犬編~
2011年12月10日 MTM
ここ最近いきなり寒くなってきましたね
季節の変わり目、急な季節の移り変わりに体調を崩さないよう気をつけて下さい
人だけでなく、ワンちゃんも同様です。
これからの寒い冬、愛犬と共に健康に乗りきりましょう
今回は冬にペットを飼う時の気になる点
「冬に気をつけたい病気やケガ」で、子犬とシニア犬についてご紹介します。
①子犬(1才くらいまで)は、まだまだ抵抗力が弱いので病気にかかりやすく要注意。
②シニア犬(7才以上)は、老いも原因となる病気やケガに注意。
①「子犬」に注意する病気やケガ
1、ウイルス感染症
2、寄生虫病
3、低体温症
【1、】一番注意しなければならないのは、冬の時期に活発化する「ウイルス感染症」
気温が下がり空気が乾燥する冬は、ウイルスが活発になる時期母子免疫が、生後2カ月ほどで効力がなくなるため、 ウイルスに感染しやすくなります。ウイルスによっては神経症状を引き起こし、命にかかわるおそれもあり予防は万全に。(代表例:犬ジステンパーウイルスなど)
【予防法】(冬本番になる前に予防しましょう)
・ワクチン接種
・清潔な環境づくり
予防ワクチンを接種し体内に免疫を作っておくことが最善の予防法ですまた、ゲージ周りなどはこまめに掃除をして清潔を保ちましょう。
【2、】夏だけではなく、冬にも結構多く、下痢や嘔吐を引き起こす「寄生虫病」
寄生虫の病気というと気温の高い夏のイメージがあるかもしれませんが、子犬は冬でも感染例が多いようです成犬は感染しても無症状ですむことがほとんどですが、子犬は下痢や嘔吐などの症状が起こりやすいです。
【予防法】(冬本番になる前に予防しましょう)
・ほかの犬のウンチに近づけない
・帰宅後は足裏をキレイに拭く
主に感染した犬のウンチと一緒に排泄された寄生虫の卵をなめることで感染土に寄生虫の卵が潜んでいることも。散歩後はぬるま湯で濡らしたタオルで愛犬の足裏を拭きましょう。
【3、】全身が冷え切ってしまい、体温が異常に低下する「低体温症」
子犬は体温調節機能が未発達で、寒さに弱いので、たとえ室内で過ごさせていても要注意。犬の場合、体温が36℃以下になると死に至ることも。愛犬の体がいつもより冷たく感じたら要注意病院へ
【予防法】(冬本番になる前に予防しましょう)
・毛布を用意するなど、暖かい環境ですごさせる
低体温症を防ぐには、とにかく保温が大切。寒さに弱い子犬の場合、エアコンなどで室温を24℃くらいに設定するのがちょうどいいです。また、ハウスの中にはフカフカの毛布を用意して、暖かい環境を作ってあげましょう。
その他の要注意。
寒さが原因で体の末端まで血液がいかなくなる、「寒冷凝集素病」
寒さが原因で起こる、自己免疫性の皮膚炎。耳や足先、しっぽなど、体の末端部分の血液の循環が悪くなり、壊死(えし)します雪遊びなどをしたあと、皮膚に変色が見られたら、病院へ。
今年の冬に気をつけないといけない事と、これから成長した際にどのような事に気をつけなければいけないのか、知っておく事がわんちゃんのためにも、飼い主さんのためにも重要ですね。
何かあってからでは遅いですから、事前に詳しく調べ、わんちゃんの変調を注意してあげて下さい。
病院に行く前に『ペットほけんのFPC』の加入をお勧めします
次回はシニア犬についてです